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「死刑廃止論の是非」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。
冤罪」を議論するうえでの視点は3つある。
1.冤罪被害の深刻さ
2.ある犯罪に対する冤罪の発生率
3.ある犯罪の発生件数
例
死刑の冤罪率が1%、年間100人が死刑判決を受けるとする。また痴漢の誤認逮捕率が5%、窃盗罪の発生件数が年間10万件で冤罪率が死刑と同じく1%とする。
冤罪率の高さを基準にすると、死刑よりも「痴漢で逮捕」ということを優先的に止めるべきであるし、冤罪被害者の絶対数で言えば窃盗罪に対する刑罰を死刑よりも優先して廃止しなければならない。
また冤罪被害の深刻さを基準にすれば、「死刑廃止」が一番優先する。
これらの視点を明示すると見えてくるのは、死刑廃止論者は「冤罪被害の深刻さ」を基準としていて、「冤罪発生率」や「冤罪被害者の絶対数」を問題にしていない、或は少なくとも問題にしていないのではないかという合理的な疑いをかけることが出来る、ということである。
何故ならば冤罪回避の要請に立脚する死刑廃止論者は例外はあるが、「死刑の廃止」を口にしても、その他の刑罰の廃止は主張しないからである(但し、公正のために記しておけば、暗黙のうちには主張しているかもしれない)。
この仮定が正しいとすると、即ち「冤罪回避の要請に立脚する死刑廃止論」の論拠が「冤罪被害の深刻さ」のみだとすると、他の観点からみて深刻な冤罪被害をもたらす刑罰の廃止に廃止論者が与することがないとすれば、これに対する正当化も廃止論者はしなければならないと思う。
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